飛行機への液体持ち込みルール!預入荷物は特例OK[国内/国際線別解説]

投稿日:2019年5月9日 更新日:

飛行機へ持ち込める荷物のサイズや種類制限は様々ありますが、一般旅行者がもっとも引っかかりやすいのが液体です。化粧品や飲料水など液体状のもの全てが該当するので日用品としてほとんどの方が持っていることでしょう。然るべき対応をすればしっかり液体も飛行機に乗せられるので、しっかり飛行機内への正しい液体の持ち込み方を把握しておきましょう。

結論:飛行機の液体ルールまとめ

預入れ荷物(スーツケース)は液体持込制限なし!

預入れ荷物として空港カウンターで渡すスーツケースなどに入れておけば、通常の液体は制限なく飛行機に乗せれます。これは国内線も国際線も共通なので、難しいことを考えずに液体はとにかくスーツケースに入れておけば、まず間違いなしです。

預け荷物がない人や、また液体をスーツケースの中に入れておいて破水するのが心配という方は機内持ち込みになりますが、液体の飛行機内持ち込みは厳密に制限があります。

機内持ち込み(国内線)

0.5リットル以内の容器に収納.

1人あたり合計2リットルまで.個数制限なし

機内持ち込み(海外)

0.1リットル以内の容器に収納

1人あたり合計2リットルまで.個数制限なし

全ての容器をジッパー付き透明プラスチック袋

国際線の方が制限が厳しく規定サイズが小さくなることに加え、ジップロックが義務化されています。

まずは飛行機への液体制限に関する結論だけ簡潔に述べました。では国内線/国際線それぞれにおける、機内持ち込み手荷物と預け荷物の詳細を解説していきます。

飛行機の液体ルール:機内持ち込み手荷物(国内線)

国内線の場合は下記の2点のサイズ/入れ方を守ればOKです。

・1容器あたり0.5kgまたは0.5リットル以下に分けて収納
・一人あたり合計2kgまたは2リットルまで

また保安検査場を通過する際は、開封したペットボトル飲料はカバンから出してチェックする必要があるので前もって出しておきましょう。軽くチェックされ返してもらえます。

保安検査場でカバンの中にペットボトルが入っていたら再検査になり後ろがつっかえてしまいキマづいことになり得ますので気をつけましょう。液体以外の保安検査場で扱いに気をつけなければいけない荷物はこちらの記事で紹介しています。

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飛行機の液体ルール:機内持ち込み手荷物(国際線)

国際線での液体の機内持ち込みは、国内線より厳しい基準となっています。1容器あたりのサイズが変わることと、容器をジップロックに入れることが義務化されます。

・1容器あたり0.1kgまたは0.1リットル以下に分けて収納
・一人あたり合計2kgまたは2リットルまで
・容量1リットル以下のジッパーの付いた再封可能な透明プラスチック製袋に余裕を持って入れる(縦横合計が合計40㎝以下)

保安検査場を通過する際の対応も異なり、国際線の場合ここで飲み物は全て捨てられます。開封したペットボトル飲料はもちろんのこと、未開封であっても飲み物は全て通過できないです。但し保安検査場を通り出国手続きの後に購入した飲み物は機内持ち込み可能です。

機内持ち込み手荷物全般の気をつける点はこちらの記事で紹介しています。

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飛行機の液体ルール:預け入れ荷物(国内/国際線共通)

基本的に液体の預け荷物への容量制限は一切ありません。

例外としてはアルコール24%以上のお酒には下記のような制限があります。

・1人あたり5Lまたは5kgまでのみ預け入れ可

・アルコール度数が70%を超えるものは預け入れも不可

預け入れ荷物に通常の液体を入れる際に規制はないですが、こぼれないように細心の注意を払いましょう。液体の入った容器はビニール袋に入れたり、タオルで挟み衝撃を和らげたりした方が良いです。

預け入れ荷物全般の気をつける点はこちらの記事で紹介しています。

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液体用ジップロックの購入場所

国際線の場合、機内持ち込みする液体を入れた容器はジップロックに入れる必要があります。女性は化粧品やスプレーなど大体の人が該当するものあるのでジップロックはほぼマストで必要です。

大半の空港では空港内売店などで販売しています。もちろんチェックイン前のフロアにあります。実際に成田空港の中だけでもジップロックを販売している店舗は30ほどあります。

ジッパー付き透明プラスチック袋販売店(成田空港)一覧

なぜ飛行機機内持ち込みは液体制限があるのか?

そもそもなぜ液体の飛行機への機内持ち込みには制限があるのでしょうか? ズバリそれはテロ対策です。液体状の爆破打つ、毒ガスなども存在するのでハイジャックなど防止のため液体の持ち込みは厳しく制限されています。

一方で目的がテロ対策なので、直接触ることのできないスーツケースなど預け入れ荷物の方は液体制限がありません。

飛行機持ち込みで液体とみなされるもの

飛行機での液体の扱い方のルールを把握していても、良くミスをするのが該当品を液体ではないと思い込んでいたというケースです。実は水のようなものだけでなく、やや個体じみた液体も存在しますので要チェックです!

勘違いされることがある液体をピックアップして紹介します。

化粧品

歯磨き

ヘアクリーム

シャンプやー液体ソープ

味噌

コンタクトレンズの洗浄液

香水

入れていることを忘れてしまいやすい液体も合わせて紹介しました。ここに該当する液体でもカバンの中に入れたままでも保安検査場でのX戦探知機に反応されないケースもありますが、それは偶然なのでしっかりと正しい処置をするようにしておきましょう。

コンタクトレンズの洗浄液は国内線の場合、通常持ち込みokです

液体以外の要注意!スプレーやカミソリなど

飛行機に搭乗する際に気をつけなければいけない荷物の代表は液体ですが、それ以外にもいくつか要注意荷物はあります。

これもテロ対策のため刃があるものは機内持ち込み禁止で、要注意なのでは男性の髭剃りです。飛行機の荷物全般の注意事項はこちらの記事で解説しています。

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飛行機への液体預け入れ制限まとめ

飛行機での液体の扱い方は明確に決まっています。

機内持ち込み:(国内線)容器0.5リットル以内.合計2リットル以内
(国際線)容器0.1リットル以内.合計2リットル以内+ジップロック
預け入れ荷物:制限なしで自由

特に国際線の機内持ち込みは液体が理由で止められちゃう方多いので、ジップロックと小分け容器をしっかりと用意しておきましょう!

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