海に囲まれたリゾートアイランド・セブ島ならではのアクティビティと言えばアイランドホッピングです!そのセブ島のアイランドホッピングの実施方法や楽しみ方を紹介していきます。実際に何回も各離島へ足を運んだ僕がおすすめするアイランドホッピングのおすすめの島も公開しています!
間違いなく日本ではできない南国セブ島ならではの最高な体験です。
アイランドホッピングとは?
日本では馴染みのない言葉で、"アイランドホッピング"って何?って人が多いと思います。まずセブ島周辺には美しい自然を保った離島が多く点在しており、島ごとに魅力的な特徴を持ち合わせています。
専用のボートでその島々を巡っていき、各島で思い思いの時間を優雅に過ごす体験、それがアイランドホッピングです。一日中見渡す限り海・空で、開放感満載です。非日常感を満載に味わえるセブ島が誇るアクティビティです。
アイランドホッピングの楽しみ方
では、実際にセブ島のアイランドホッピングをどのように進めていくのか解説していきますね。大きくは2パターンに分かれます。
難易度(高):自力で船を手配する
フィリピンに住んでいる人が休日にアイランドホッピングをするときなどは、主にこの方法を取ります。長い間セブ島に住んでいるという方以外、旅行者などは後者のツアーを用いた方が断然良いです。
まず船を出している会社は無数にあります。そして各船を扱う会社ごとに港も分かれています。(港の位置はマクタン島東部の海岸沿いに集まっており、大枠の位置は決まっています。)
知っている船会社に電話をして予約をする、
または実際に港に行くと多くの船保有者がいるので直接交渉をするといった感じです。
もちろんやりとりは全て現地語or英語です。
船さえあれば島に行けるので、とにかく船だけをGetすればokです。
当日の1日でできることではなく事前に自分で手配する必要があるので、観光客は各自手配パターンに挑戦はしない方が良いです。また2~3名のみの場合は船手配に料金がかかるので価格的にもツアーの方が安くなります。
船のサイズと料金の目安
船にもサイズがあり、大体次の4パターンに分かれます。
10人乗り・25人乗り・40人乗り・50人乗り
サイズがそのまま大きくなる感じで形状は同じです。
※写真は10人乗りサイズです、それでも十分な大きさです
10人乗りで2500~4000ペソくらいが相場、40人乗りだと5500~7500ペソくらいが相場となります。行く島々によって多少価格が変わることもあります。基本的にパンダノン島に寄ると1500ペソくらい追加で発生するパターンが多いです。
※料金は船そのもの・エンジン代・操縦士・その他スタッフ1,2名全て含んだ価格です。
難易度(低):オプショナルツアーに参加する
ツアーと言うと団体行動みたいな感じで忌み嫌う人も多いですが、よくあるバスツアーなどとは意味合いが変わります。 船の中や島での過ごし方は思い思いに好きに過ごせるので、凝り固まったツアー感はありません。
実際船を自身で手配するパターンで行くと、別で各島の入島料の支払いも必要だし、ランチの用意などもいるので結構面倒臭いです。ツアーだと、船の手配やランチの準備、行く島々への手配などをまとめてされていて超楽です
アイランドホッピングツアーの一日の流れ
手配方法など前置きが長くなってしまいましたが、アイランドホッピングの実際の一日の流れを工程に沿って紹介していきます。1番のおすすめはナルスアン島&ヒルトゥガン島の組合せアイランドホッピングなので、2島に訪れるパターンを想定して記していきます。
どの島に行くにしても工程は基本的には変わらないです。
アイランドホッピングの流れ①:8:00頃 セブ市内出発
セブ市内のホテルを出発してマクタン島の港(船乗場)を目指します。
タクシーで30~45分くらいで着きす。(午後以降は渋滞で復路は倍くらいの時間がかかります) マクタン島のリゾートホテルから行く場合は15~30分ほどで着きます。
船に乗る前に何か食べている方が良いので僕のおすすめは、行きのタクシーでのジョリビーへのドライブスルーです✨ マクドナルドのフィリピン版みたいな感じでフィリピン中にどこにでもあるフィリピンには欠かせないハーンバーガーファーストフードです。
アイランドホッピングの流れ②:9:00頃 ハンガーボートに乗込み出発
マクタン島の港から島に向け出発します。アイランドホッピングで使用される船はハンガーボートというタイプの船で、真正面から風を全身に受けることができて開放感満載です。
アイランドホッピングの流れ③:9:30頃 海上に船を停めてシュノーケリング
一つ目の島に着く前に、海のど真ん中で一旦船を停めてシュノーケリング体験♫ 360℃見渡す限り海と空に囲まれた自分たちだけの空間に息をのむでしょう。船から豪快にダイブしちゃいましょう!
クヤ(船長/操縦士のこと)は海を知り尽くしているので、その日の天候に合わせたおすすめシュノーケリングスポットを教えてくれます。セブ島周辺は海洋保護区が多く、場所によっては50ペソor100ペソ/人の使用料がかかります。個人で行っている人は払いましょう。
船を停めていると、どこからともなく急に小船に乗ったおっちゃんが現れてきてお金だけ徴収しに来ます。領収書もちゃんとくれることには驚きです。笑
そのおっちゃんに付いて、物売りの人たちも2,3人付いて来ます。獲れたてのウニや貝を売ってきます。割と買う日本人が多いので驚きです。全然いらん笑
アイランドホッピングの流れ④:10:30頃 1つ目の島『ヒルトゥガン島』へ到着
ヒルトゥガン島でもまたシュノーケリングを楽しむのもありです、場所によってまったく異なる顔を持つ海が待っています。
ヒルトゥガン島は珍しく1000~2000人ほどの人がおり素朴な村がある島です。上陸してみると無邪気な子供達が元気一杯に遊んでいる様子が見られますよ。急激に発展しているセブシティでは見られないのどかさを見てみるという一面も味わいたければ上陸しましょう。
※各島の特徴の詳細は後述しております。
アイランドホッピングの流れ⑤:12:30頃 2つ目の島『ナルスアン島』到着!ランチも!
12時過ぎにヒルトゥガン島を出ると20~30分ほどでナルスアン島へ着きます。
長い一本の桟橋がランドマークのナルスアン島へ上陸して、まずは昼休憩。
ナルスアン島ではしっかりとしたレストランがあり、全島の中でももっともちゃんとしているでしょう。
先に食べ物を用意しておいて船の上で食べるパターンも多いです。
その場合、ナルスアン島は飲食持ち込み禁止なので島の手前に船を泊め、そこで開放的にランチを楽しむことが主流です。
アイランドホッピングの流れ⑥:14:30頃 『ナルスアン島』にさようなら
ナルスアン島は島の端から端まで10分ほどで行け、桟橋側は透明度抜群でシュノーケリングスポットとなっており、反対側は超遠浅の海がどこまでも続いていて本当に美しい景色が広がっています。ランチ後は島内の自然や海をたっぷり2時間ほど満喫してマクタン島の港へ帰りましょう!
アイランドホッピングの流れ⑦:15:30頃 マクタン島港に到着!
帰りのハンガーボート内ではすっかり遊び疲れてお休みになられている方が多いです。
帰りは40分~60分ほどかけて港へ向かいます。
15:30頃にマクタン島の港に着き、セブ市内へ戻るのは17時頃が目安となります。
島が変わっても大枠の流れや時間帯はこんな感じです!
ランチは持込み食材を船上で食べるか、島のレストランで食べるかどちらかですね。船上でBBQというパターンも人気です。
アイランドホッピング注意事項!
アイランドホッピング時の注意事項を箇条書きしていきます!
・日焼け止め必須
・港にシャワーはないことが多いです、セブの気温で自然と乾くのでトイレで着替えたりだけの人が多い。
・船に一応トイレはある
・稀にエンジントラブル起きて止まる、その時は他の船と紐で連結して運んでもらう
・シュノーケルセット等は大体貸出で付いており、ツアーだと料金に含まれている。
・水中カメラの貸出対応などは基本なし
・フィンまではさすがに付いていない
アイランドホッピングの持ち物おすすめ
アイランドホッピングへ持参すべき持ち物を紹介します。各離島では基本的に途中での追加購入ができないので、しっかり持ち物の準備をして万全の状態でアイランドホッピングを楽しめるようにしましょう。
アイランドホッピングの持ち物(必須):水着
水着は言うまでもないですが服の下に着ていくことをおすすめします。港やアイランドホッピング提供会社のオフィスに着替え場所があっても2~3個しかない場合がほとんどで出発時間はかぶりやすいのでかなり混んでいます。服を脱ぐだけで良いようにしておくことを推奨します。
アイランドホッピングの持ち物(必須):サンダル
アイランドホッピングに参加するならサンダルは必須です。日本からこのためだけに持ってこなくともセブ島現地でも500円以内で購入できます。港近くには案外サンダルは売っていないのでショッピングモールなどで購入しておきましょう。
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アイランドホッピングの持ち物(必須):タオル
海に上がった後はセブ島でも冷えることがあるので身体を拭く用のタオルは持ってきておきましょう。なくても自然乾燥でも割とすぐ乾きますが持っておくに越したことはありません。
アイランドホッピングの持ち物(推奨):サングラス
日差しが本当に強いのでサングラスはかなり役立ちます。
アイランドホッピングの持ち物(推奨):飲み物
ツアーだと付いていることが多いですが、こまめな水分補給ができるよう飲み物持参しましょう。島でも購入できるのですが割高です。
アイランドホッピングの持ち物(推奨):日焼け止め
普段日焼けに強いと思っている人でもセブ島の日差しは本当に強く、ひどい焼け方をする方が多いです。
アイランドホッピングの持ち物(推奨):トイレットペーパー
船にトイレは付いているのですがペーパーはないので持参しておきましょう。
アイランドホッピングの持ち物(参考):小銭
船に小物を売ってきたりする人がいたり、島で興味あるものを購入する際に役立ちます。彼らは基本的にお釣り持っていないので大きいお金しか持っていないと不便です。
アイランドホッピングの持ち物(参考):酔い止め
天候が荒れている時以外基本的に落ち着いていますが、酔いやすい人は持参しましょう。
アイランドホッピングの持ち物(参考):軽食
ランチを食べても泳いだ後はお腹が空くことがあるので何かつまめるものあれば便利です。
アイランドホッピングで訪れるおすすめの離島
では、実際にセブ島周辺のアイランドホッピングにおすすめの離島を紹介していきます!不動の人気な島から穴場な島まで好みに合わせた目的地を選びましょう。
おすすめの離島①:ナルスアン島
セブ島アイランドホッピングの人気2本柱の1つ「ナルスアン島」です。
一本の長〜い桟橋がランドマークになっているナルスアン島は非常にフォトジェニックな島です。
島自体は小さく端から端まで10分ほどで行けますが、リゾートアイランドのコンテンツ全てが小さな島に集約されたような南国の楽園です。
桟橋側は魚の数も非常に多く、多国籍な人々がいつもシュノーケリングを楽しんでいます。一方反対側の海は非常に遠浅な海で、引き潮時は1kmほど水平線に向かって歩いて行けちゃいます。
島内も緑に溢れており、ビーチチェア(無料)も設置されておりリゾート感満載です。
緑豊かな空間で、トロピカルジュース片手に寝転びながら、透明な海と空がどこまでも続いていく様子を優雅に眺める、まさに至極の時間です。
また、島入り口に一つだけあるレストランはかなりしっかりした設備で、全島の中でももっともクオリティの高いレストランだと思います。トイレも綺麗!大事!何気にヴィラ形式の宿泊施設もあります。入島料は200ペソ/人で、マクタン港からは60分ほど。
おすすめの離島②:パンダノン島
ナルスアン島と並び、セブ島アイランドホッピングを代表する人気の島もう一つが「パンダノン島」です。ナルスアン島は設備が整えられている一方で、パンダノン島は何もないと言った感じです。
真っ白な砂浜が横長に続く島で、砂浜の白とコバルトブルーに輝く海の青さのコントラストに心奪われるでしょう。
"何もないからこその豊かさ"が美しさとして現れています。
まさに南国の理想の形かもしれません。喧騒を抜け出した自然を体で感じられる場所です。島内には貸切で使用できる小屋がいくつかあります。
魚は少なくシュノーケリング向きではないですね。あとトイレはめっちゃ汚いです。
入島料は150ペソで、マクタン港からは90分ほど。人気は高いが遠めなのが難点。
おすすめの離島③:ヒルトゥガン島
ヒルトゥガン島の海は海洋保護区に指定されており、海の透明度・美しさはセブ随一です。また魚の種類と数の多さもピカイチで、いつでもカラフルな熱帯魚が見られます。
パンなどの餌を持って入ると多くの人慣れした魚が寄ってきます。シュノーケリングや泳ぎに慣れていない人でも簡単に多くの魚を見ることができ、1番のシュノーケリングスポットでしょう。
ヒルトゥガン島は上陸せずに美しいシュノーケリング体験で終わらす人が多いですが、ヒルトゥガン島には実は2000人ほどの島民がおり上陸すると島の人々の生活が垣間見えるのです。 近年急発展しているセブシティでは決して見られない、素朴でのどかな生活が広がっておりますよ。リゾートとはかけはなれてはいますが、興味のある方は一瞬立ち寄るのも良いでしょう。
入島料は100ペソで、マクタン港からは30分ほど。かなり近いことも魅力的で、どこかの島と合わせて、ヒルトゥガン島で泳ぐというパターンも一般的。
シュノーケリングだけでも100ペソかかるので、島に上陸してもしなくても料金は変わりません。
おすすめの離島④:カオハガン島
カオハガン島はナルスアン島やパンダノン島と比較すると知名度は落ちますが、日本人個人の方が所有している島ということで、何かと話題に上がる島です。現日本人オーナーが30年前に未開拓の無人島を1000万円で購入し、今や人気の観光アイランドとなっております。30年前の1000万円なので、、、相当ですね。
韓国、台湾や欧米の方々など多国籍のお客さんからの支持も得ており連日賑わっております。オーナーもカオハガン島に住んでおられるということで、島でばったり会えることもありますよ。
島に入ると活気に驚かされます。新鮮獲れたての海鮮が大量に売られています。ランチはチキンなどもあります。島内には学校などもありますよ。
海も透明度抜群でとっても綺麗です。
セブ島のアイランドホッピング楽しみ方まとめ
アイランドホッピングは自力で船を手配する方法と、ツアーに参加する方法がありますが、旅行者の大半はツアーでの参加となります。アイランドホッピングの実際の1日の例を紹介しましたがどのツアーでもほとんど工程は変わらないので参考にしてみてください。
持ち物や注意事項も記載していますので是非一読していっていただけると幸いです。
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