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航空券キャンセル保険について徹底解説

投稿日:2019年12月16日 更新日:

旅行にハプニングはつきものですが、思わぬ事態でそもそも旅行に行けない、なんてこともあるかもしれません。行けなかっただけではなく、航空券のキャンセル料金がかかってしまうと、さらに損した気持ちになってしまい残念ですよね。そんな事態に備えて、航空券のキャンセル保険というものがあります。今回は、航空券キャンセル保険について詳しく解説します。

急に旅行に行けなくなった!航空券のキャンセル保険に入っておけば安心

想定外の病気で入院、悪天候で空港までの足が確保できない、など様々な理由で飛行機に乗ることができず、急に旅行に行けなくなってしまうということは、他人事の話ではなく大いにあり得ます。また、早めに航空券を予約すれば早期割引で安いので予約を入れたい!けれど、まだ予定が分からず、急な出張などの予定が入ってしまい行けないかもしれないという不安がある方も多いのではないでしょうか。自分はもちろんのこと、一緒に旅行をする家族や友人の問題で、行けなくなってしまうこともあるかもしれません。

しかし、航空券をキャンセルをすると、高いキャンセル料を負担しなければならない場合もあります。もしもに備えて、キャンセル料の一部、もしくは全額が返金されるという航空券のキャンセル保険に入っておくのは1つの賢い手段です。

航空券のキャンセル料金について

まずは、航空券をキャンセルするとどれくらいの費用が掛かるのか確認していきましょう。航空券をキャンセルした場合の返金額の仕組みは以下の通りです。

「購入金額」-「取消手数料」-「払戻手数料」=「返金額」

つまり、取消手数料+払戻手数料=キャンセル料となります。取消手数料及び払戻手数料は、航空会社によって異なります。以下、主要航空会社の例を確認します。

取消手数料・払戻手数料:JALやANAの場合

JALやANAの普通運賃で購入した航空券の場合は出国時刻前であれば、いつでもキャンセル可能で取消手数料がかかりません。従って、払戻手数料の430円を引いた全額が返金されます。(出発後は定額の取消料が発生します。)

ただし、早期予約や特殊運賃など割引適用の航空券の場合は、普通運賃の場合とは異なり出国時刻前であっても、取消手数料がかかります。この取消手数料は、JALの場合は出発前であれば定額、ANAは搭乗日の何日前にキャンセルするかによって異なります。

取消手数料・払戻手数料:格安航空LCCの場合

LCCは基本的に一度予約するとキャンセルすることができません従って、突然飛行機に乗ることができなくなった場合はもちろんのこと、出発日のかなり前の日にキャンセル・変更したいと思っても、返金はなく、100%全額負担となってしまいます。

チェック上記のように航空券をキャンセルする場合の対応は、航空会社によって異なるので航空券を入手する前によく調べておきましょう。

参照:飛行機のキャンセル料はいつから?JAL・ANA・その他LCCの航空券キャンセル規定を徹底解説

もしもの事態に備えた航空券キャンセル保険

せっかく予定を合わせて飛行機のチケットを入手したとしても、不測の事態により突然飛行機に乗ることができなくなってしまうということもあります。そんな事態に備えるための航空券キャンセル保険が数多く用意されています。保険に加入することで、航空会社もしくは予約サイトに支払わなければならないキャンセル料金も返金されます。

キャンセル料が返金される場合のシチュエーション

保険によって具体的な取り決めは異なりますが、基本的には以下のような場合にはキャンセル料金が返金されます。

  • 本人、家族、同行者の友人の病気やケガによる入院・通院
  • 交通機関の遅延・運休
  • 急な出張
  • 家屋損壊など

申込は、出発の7日前~3日前まで・航空券購入後5日以内に済ます

いつ保険に申し込むべきかについてですが、各保険によって異なりますが基本的に多いケースとしては、お申込は飛行機に乗る日の7日前~3日前までに、また航空券を購入した後5日以内に加入することが条件となっている場合が多いです。

航空券予約会社が航空券キャンセル保険を取り扱っている場合は、航空券の予約時に同時に加入することができます。一方で、保険単体で申し込む場合は、上記の条件を満たす必要があるので要注意、早め早めの申込がおすすめです。

保険に加入できない航空券

全ての航空券が対象となっているわけではなく、保険に加入できない航空券もあります。日時指定がされていない航空券の場合は、保険に加入することができません。例としては、オープンチケット、期間チケット等が挙げられます。

保険金額の申請はお早めに

保険に加入しており、旅行に行けなくなってしまったため保険金額を申請したいという方は、当日以降可能な限りお早めに手続きを行うようにしましょう。遅くとも30日以内には申請を行ってください。

保険料は各会社で異なる、自分に適した保険を選択

支払う保険料は、各保険会社によって大きく異なります。保険金の上限金額によって値段に差が出てきますので、自分の航空券がキャンセルした場合にどれほどのキャンセル料がかかるのかをよく調べ、それに適した保険に加入するようにしましょう。ここでは、以下2社の例を見ていきます。

加入者累計30万人、大手HISの航空券キャンセル保険

HISの航空券キャンセル保険

HISの航空券キャンセル保険

こちらのHISの航空券キャンセル保険は、最安で保険料1,000円ですが保険金額は最大10万円と手厚い保証を受けることができるというのがポイントです。海外旅行の場合の航空券は高いので、嬉しい内容ですね。こちらの保険へは、HISオンラインでの予約時、また出発の3日前までHISオンライン予約のマイページから申込可能。ただし、HISで旅行を申込した方限定の保険となっています。

参照:HISキャンセルサポート

幅広い保険料が魅力!LINEトラベルjpのチケットガード保険

LINEトラベルjpの航空券キャンセル保険

LINEトラベルjpの航空券キャンセル保険

最安の保険料が570円とかなり安い金額設定で、保険に加入できるLINEトラベルjpのチケットガード保険。LINEトラベルjpを経由せずに、保険単体での予約も行っていますので、他社の旅行会社、比較サイト経由で予約をした場合でも申込可能です。飛行機の搭乗日の7日前までに、かつ航空券の一部、または全額を支払ってから5日以内に加入する必要があります。

参照:AWPチケットガード少額短期保険株式会社

悪天候に備えたANAの航空券キャンセル保険

こちらは通常の航空券キャンセル保険とは一風変わった、2019年10月に発売されたばかりのANAの新しい保険「そらもよう」。悪天候により、予定していた飛行機が欠航の恐れがあると判断され、飛行機をキャンセルした場合にキャンセル料を補償してくれます。300円から加入できるお手頃な保険で、悪天候により決行の恐れがある場合は、搭乗日の5日前から実質無料でキャンセルできるということになっています。また、フライト当日に欠航屋遅延した場合の、宿泊料なども負担してくれるのも魅力的です。ただし、この保険は国内線限定となりますのでよく確認してくださいね。

参照:ANAのキャンセル保険「そらもよう」

航空券+ツアー+ホテルのキャンセル料を負担してくれる保険

航空券だけでなく、ホテルやツアーの料金まで負担してくれるキャンセル保険もあります。エアトリなどの保険が一例。航空券だけでなく、他にも出発前に色々予約している人におすすめです。

航空券キャンセル保険のまとめ

いかがでしたか。旅行に行く際には万が一に備えて、様々な準備をしておくことが必要です。旅行中の保険には多くの人が加入すると思いますが、忘れがちなのがこの航空券のキャンセル保険。この機会にしっかり確認し、万が一の時にも損をしないように準備しておけるとよいですね。

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