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宅建 資格勉強方法

宅建独学合格に必要な勉強時間まとめ[体験談]

投稿日:2019年6月1日 更新日:

完全未経験・異業種勤務の僕が独学で宅建試験を一発で合格した際の、実際勉強時間を紹介します。割と忙しいなか勉強時間を確保しながら取り組んだリアルな体験談ベースです。

実際のスケジュール、全体勉強時間の内訳として何にどれくらいの時間を使えばよいのかも解説していきます!

宅建を3ヶ月独学で一発合格できた勉強方法はこちらの記事で詳細解説しています。

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独学の宅建の勉強時間は何時間?

宅建独学に必要な全体の勉強時間としては250~350時間です。期間は3~4ヶ月ほどを目安にしましょう。僕の実際の勉強時間は3ヶ月で280時間でした。

他サイトなどでたまに100時間以内で可能と記載されていますが、完全未経験者で100時間ほどの勉強時間での一発合格は厳しいです。もちろん合格できる可能性は0ではないですが、よほど勉強に自信がある人でなければ確率は低くなるでしょう。

宅建の勉強時間:他資格との比較

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宅建の勉強時間の紹介といっても個人差を感じると思うので、参考までに同じ基準での他資格で必要な勉強時間との比較を紹介します。
下記すべて僕が過去に合格した試験で、実際にかかった勉強時間です。

・簿記2級:200時間
・総合旅行業務取扱管理者試験:250時間
・国内旅行業務取扱管理者試験:150時間
・FP3級:80時間
・TOEIC800点:400時間
- 高校レベル英語の知識がある前提

受験者数が多い資格試験と比較すると、簿記2級よりは難易度高く勉強時間もより長く必要となります。TOEIC800点の取得に必要な勉強時間よりは短くても大丈夫です。

宅建試験の合格率

気になる宅建の合格率は毎年15~17%と定められており、近年の合格率は15%代が続いています。

受験者の中の定率で合格者が定められているので、毎年合格点数ラインは変わります。宅建士試験の合格点数の基準は35点として勉強を進めましょう。
大体32~35点が合格ラインとなることが多く、35点を取得して落ちるケースはほぼないです。

宅建の勉強時間:勉強期間と時期

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全体の勉強時間が300時間といっても、10月2週目にある宅建試験に対して、いつから勉強を始めるかによって1日に必要な勉強時間は大きく変わります。1日2時間したとしたら150日間=5ヶ月間となりますが、デイリーベースでなくウイクリーベースでの勉強時間で考えることをおすすめします。

社会人でも学生でも平日と休日で時間の使い方が大きく変わると思うので、週間ベースでの計画を立てる方が全体目安の見定めやすいでしょう。

僕は7月頭から始めることを推奨します。
1週間20時間の勉強時間 * 15週間 = 300時間 が目安となります。

1週間に20時間と言うと、
平日1.6時間*5日 + 休日6時間 * 2日=20時間 が目安となります。

実際に僕は7月半ばから開始して、週間23時間ほどの勉強時間が目安でした。8月からの勉強開始だとなかなかカツカツで忙しい社会人は結構厳しいと思います。宅建試験の申込み7月が締切なので、申込時期も気を付けましょう。

宅建独学の勉強時間の配分

独学の宅建の勉強時間300時間のうち、何にどれくらいの時間を使うことがおすすめなのか、自分の良かった点、改善できたと思う点も踏まえて勉強時間の配分も紹介します。

宅建独学の勉強時間配分:勉強内容別

宅建独学のおすすめ勉強方法の詳細はこちらの記事で解説していますが、それぞれにどれくらい勉強時間をかけるべきか紹介します!

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大きくは下記の6ステップに分かれます。

1.参考書で全体像を把握する
2.参考書を精読する
3.参考書の内容をノートにまとめる
4.解説付き問題集で問題形式を覚える
5.参考書をもう一度復習する
6.過去問を最低3年分を解く

これらの時間配分は僕は下記のようにしました。

1.参考書で全体像を把握する:23時間

まず全体像を捉えておくことで、各項目の関連性が読み取りやすく実際の暗記作業に入りだした時に頭への定着具合が変わるでしょう。

2.参考書を精読する:35時間

ここでは全部を完璧に暗記しにいく必要はないですが、記載されている内容をしっかりと理解していきます。

3.参考書の内容をノートにまとめる:35時間

自分なりにまとめていくことで基礎項目で暗記もしていきましょう。

4.解説付き問題集で問題形式を覚える:46時間

過去問以外で1番勉強時間をかけてもよいところです。伝統のある宅建試験は問題パターンが割と決まっているので、問題パターンで覚えていきましょう。

5.参考書をもう一度復習する:23時間

問題集を解いた後に参考書に戻ると、これまで分からなかった部分がわかるようになっていたり、今まで見えていなかった繋がりも見えてくると思います。

6.過去問を最低3年分を解く:65時間

10月に入ってからの約2週間40時間ほどは徹底的にこれまでの復習を定着させることがおすすめです。これで合計270~280時間の勉強時間です。

宅建独学の勉強時間配分:単元別の優先度

宅建試験は1問1点で50問出題される50点満点の試験です。試験内容は4単元に分かれ、毎年配点も定められています。

・宅建業法 20問
・民法(権利関係) 14問
・法令上の制限 8問
・税・その他分野 8問

「宅建業法」・「民法(権利関係)」に重点をおいて、ここに7~8割の勉強時間を割り当てましょう。その他の2つでも満点近くを取ろうと、勉強時間を確保しすぎることは避けるべきです。

理由は2つあります。

1. 2つの単元の配点が全体の7割を超えるから。

こちらは見たまんまの理由で分かりやすいですね。34点のうち約80%の27点を取れれば、残りの単元の正答率が50%でも合格できます。

2. 全問題基礎知識の応用であるから。

宅建業法と民法は法律がらみの文章で一見難しそうな内容が並んでいますが、根本の内容をしっかり理解してしまえば、ほぼ全ての問題が根本の軸から派生した内容であると分かります。
一方で、法令上の制限や税/その他分野は時事問題や単発の記憶系が多く、配点の割に全てを網羅しようとすると時間がかかりすぎます。そこまで神経質になる必要ないです。

各単元の対策の詳細もこちらの記事に解説しています。

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宅建独学の勉強時間:勉強時間の確保のコツ

特に社会人になるとまとまった勉強時間は取りにくいと思うので、僕が実際に実践した勉強時間の確保のコツを紹介します!

隙間時間用の勉強内容を確保しておく

1日2時間勉強するといっても2時間連続の時間帯を確保する必要もありません。通勤電車など隙間の時間をつなぎ合わせると意外と膨大な時間になります。問題集の特定の場所など隙間時間に行うようの勉強内容をもっておくことが重要です。

1つ1つの勉強を完璧にやりすぎない

事前に試験当日までのゴールから逆算して勉強スケジュール大枠をしき、そこから大幅にずれないよう1つ1つの分野で勉強のしすぎには注意をしましょう。時間をかければかけるほどより完璧なベターに近くづくことはありますが、限られた時間の中での全体最適で考えた時間配分を心がけましょう。

宅建独学合格に必要な勉強時間まとめ

宅建試験の勉強時間の目安は250~300時間で、3~4ヶ月を参考にするとよいでしょう。宅建試験は独学でも一発で合格することが可能です。戦略的にしっかりスケジュール立てて勉強を進めると、忙しい社会人や学生でも合格できる内容の試験です!

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藤谷亮太(ふじっこ)

藤谷亮太(ふじっこ)

大手旅行代理店でWebマーケの子会社設立→旅行系ITスタートアップのマーケティング責任者。日本一周/世界一周/旅本自費出版など旅行を軸に活動。熱狂者を紹介していくYoutube『フジトーク』も運営中。Webと旅行が好きな28歳。

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