agoda(アゴダ)はシンガポールに本社を構えるアジア地域に特に強いオンラインホテル予約サイトですが、近年日本でのシェア率も急激に伸ばしてきています。
僕もアジア地域への旅行や出張の際はagodaを使います。agodaは非常に安いプランも多く、サイトの使い勝手も良く周りでも使っている人は多いのですが、キャンセルポリシーにだけagoda内のルールをしっかり把握しておくべきです。
agodaの特徴的なキャンセル規約を抑えると、都合に合わせてプランを選べてより都合の良いホテル予約サイトとなります。
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agoda全体の共通キャンセル規定
agoda掲載ホテルの全プランに共通するキャンセル規約は1つだけで、キャンセル期限だけが共通となります。予約のキャンセル期限はチェックイン当日の12:00 AM(現地時間)までとなり、それ以降のキャンセル申請は基本的には受理されません。
逆にそれ以外のキャンセル料発生日やキャンセル料金に関しては、共通のルールは一切なく、各ホテルごとに表記されているキャンセルポリシーに従うことになります。特にagodaの場合は同じホテルでも、プランによってキャンセル規約が大幅に変わりますので、予約しようと思うプラン単位のキャンセル規約をしっかり確認しておきましょう。
ホテルごとに変わるとは言え実際は大枠の規則がありますので、キャンセルどういったタイプのキャンセルポリシーの種類があるのか解説していきます。
agoda掲載プラン別のキャンセル料の種類
agodaでのキャンセルタイプはまず大きく分けると2つだけに分けられます。ホテルのプランごとに
キャンセル(返金)不可
一定期間キャンセル無料
の2種類があります。
agodaのキャンセル不可プラン
キャンセル不可プランは文字通り、予約した瞬間キャンセル不可となるホテルプランです。すなわち予約直後からキャンセル料金は全額となります。キャンセル不可プランにはホテル比較画面で下記の2つの表記があります。
○お得な特別割引プラン - 返金不可
○[予約条件]と記載のあるプラン
キャンセル無料と記載のないプランには、[予約条件]という記載がありそこにドラッグすると、キャンセルができない旨が表示されます。このパターンは知らないと気づかずに予約してしまうことがあるので、気をつけましょう。
agodaの一定期間キャンセル無料プラン
プランの予約ボタンの下に [《あんしん》キャンセル手数料無し]と明記されています。これが明記されているプランには、同画面にいつまでキャンセル無料なのかも記載されています。
キャンセル無料とはいえ、無料である期限は決まっているのでしっかりとキャンセル期日は把握しておきましょう。
agodaの支払方法別のキャンセル料の扱い
agodaの最大の特徴は、支払い方法が3種類あることです。3種類の支払方法別にキャンセルポリシーの在り方が変わるので、支払方法別のキャンセル料の扱いも解説します。
▼agodaの3種類の支払い方法
1. 『今すぐ支払う(今日予約して今日支払い)』:クレジットカード払い
2. 『後払い(今日予約でも支払いは後日)』:クレジットカード払い
3. 『宿泊施設へ直接支払い』:クレジットカード or 現金支払い可能
1. 『今すぐ予約する(今日予約して今日支払い)』:クレジットカード払い
1番シンプルな予約支払方法です。予約と同時にクレジットカードで即時決済をしてしまいます。この場合は基本的にキャンセル不可プランとなります。連泊で予約していたものをキャンセルした場合は、1泊目分だけ全額キャンセル料金となり、それ以外の支払分は返金されます。
2. 『後払い(今日予約して後日支払い可)』:クレジットカード払い
「今日予約でも支払いは【2019年○月○日】と表示」とされます。予約して先に部屋を確約させるが、支払いは後日となります。後日といっても宿泊日よりはもちろん前の日程になりますので、寸前予約の場合はこのプランは表示されません。
予約時に決済は行われませんが、予約時にクレジットカードを登録しておく必要はあります。上記で表示された後払い日に自動で登録カードから引き落とされます。
このプランをクリックすると下記のような画面が表示され、今すぐするか、後払いにするか選択できます。
そもそも支払いしていないので、すぐにはキャンセル料金はかからずキャンセル料金は無料です。キャンセル無料期限は、基本的には支払日の2日後となっています。キャンセルする場合はキャンセル無料期限までにするとキャンセル料金は一切発生しません。
3. 『宿泊施設へ直接支払い』:クレジットカード or 現金支払い可能
事前にオンライン上で支払をすることはなく、宿泊当日にホテルカウンターで支払いとなります。現地でクレジットカードまたは現地通貨にての現金支払いとなります。宿泊施設へ直接支払いの場合でも、予約保証のためにクレジットカード情報の入力は必要です。
この場合もそもそも支払いをしていないので、ホテル予約直後はキャンセル料金がかからないです。無料キャンセル期限がしっかり表示されているので確認しておきましょう。宿泊日の2日前の前日(=3日前までok)までが無料であることが多いです。
キャンセル無料期間を超えた際のキャンセルの場合や、当日ノーショーの場合は、保証登録していたカードから自動でキャンセル料金が引き落とされます。
プラン別のキャンセル料の確認方法(予約時)
agoda掲載ホテルの2つのキャンセルポリシーパターンと、3つの支払方法別のキャンセル料金発生の特徴を紹介しました。各プランがどのキャンセルポリシーパターンに当てはまるのか、予約内容の確認方法を解説します。
各プランのキャンセルポリシーはしっかり分かりやすく掲載されているので、位置を把握していたら迷うことはありません。
ホテル比較一覧画面
各ホテル詳細画面 =プラン比較画面
の2種類の画面での見方を解説します。
キャンセル料の確認方法(ホテル比較一覧画面)
ホテル比較一覧画面で[キャンセル無料]とあるホテルのみが、キャンセル無料期日までキャンセル料金無料となるホテルです。これがついていないホテルはまず予約時からキャンセル料が発生します
キャンセル料金無料のプランがだいたい1つはあるので、過半数のホテルには[キャンセル無料]マークがついています。
キャンセル料の確認方法(各ホテル詳細画面)
各ホテル詳細画面とは、ホテル内の複数プランを比較する画面です。
[《あんしん》キャンセル手数料無し]と記載のあるプランはキャンセル料金無料です。無料期日がいつまでなのかも必ず一緒の画面に記載されています。
つまり緑の下線文字で「○年○月○日の【前日】まではキャンセル無料」と記載されているものについては、指定された期日までは無料でキャンセルをすることが可能です。
[《あんしん》キャンセル手数料無し]と記載がなく[予約条件]の記載があるプラン、または[お得な特別割引プラン - 返金不可]と記載のあるプランは、予約直後にキャンセル料金が全額発生するプランとなります。
だいたい50:50くらいの比率のホテルが多いです。
連泊の場合のキャンセルポリシー
連泊の場合のキャンセルポリシーはいずれのホテル/プランでも共通です。キャンセル料金無料期間であればキャンセル料金は一切発生せず、全泊分のキャンセルが可能です。
一方でキャンセル料が発生するプランや期間の場合は、1泊目分のみ全額のキャンセル料金が発生します。2泊目以降の宿泊分は無料でキャンセル可能です。
agodaでのホテル予約のキャンセル方法(Web)
ページ右上のアイコンをクリックしてマイページへ移行します。左サイドバーの1番上にある「予約照会」>「予約済み」から自身のキャンセルしたいホテルプランを確認します。
「予約済み」からキャンセルしたいホテルの「詳細を開く」をクリックして、ページの下部にある「予約のキャンセル」をクリックします。
『キャンセル理由』を選択肢のなかから選びます。項目を選んだら『次へ』を押してください。
支払済の場合は返金方法を以下の2つから選択する画面になります。アゴダポイントに返金されるのか、支払ったカードに返してもらいたいのか選びます。
最後に『この予約をキャンセルする』をクリックすれば終了です。
ホテル予約のときに緑色の文字で書かれていたキャンセル無料期日までなら、キャンセルしてもお金は発生しません。
agodaでの返金方法
上記でかるく触れましたが、支払済の場合でキャンセル料金が発生しない場合は返金行為が発生します。
agodaでの返金方法は下記の2つとなります。
agodaポイント
agoda内のホテル予約に使えるポイントにそのまま日本円が換金されます。こちらの場合は即日で使えるようになります。
[カード/銀行口座]に返金
支払先に対して返金されます。クレジットカードの返金時期はカード締め日などによりますが基本的には翌月が目安です。カード決済に対しての返金の場合は、まず最初の決済は行われ、同額の返金が生じることになります。1度落とされていることに対して焦る人がいますが、正しいことなので安心してください。
agodaの電話によるキャンセル方法
日本語に対応したアゴダコールセンターが用意されているので、電話での予約手続きも可能です。キャンセル料金規定はWebでしても、電話でしてもまったく変わりません。
電話番号(日本語):03-5767-9333
営業時間は9時から24時まで
年中無休
海外からの発信の場合は下記です。
電話番号(日本語):+81-3-5767-9333
これらの電話番号は予約後のサポート専用窓口となっています。予約前の操作サポートなどは取り扱ってくれませんが、キャンセル処理に関するやりとりは全てここで問題ありません。
agodaのホテル予約サイト
agodaは外資企業とはいえカスタマーサポートや、紹介してきたようにキャンセル時の対応なども非常にしっかりしています。キャンセルポリシーも良心的なので気軽にホテルの予約をできますね。
agodaのホテル予約はこちらから。
agodaキャンセルまとめ
キャンセル料なしと勘違いさせようとしているという声もありますが、しっかりとagoda内のホテルキャンセルルールを把握していれば迷うことはありません。
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