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飛行機内でのコンセント利用に関するまとめ【国内線・国際線】

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飛行機内でダウンロードしておいた映画や音楽を鑑賞、ゲームをプレイするなどフライト中の暇つぶしに最適なスマートフォン。他にも、フライト中にパソコンで仕事をしたい方も多くいるかと思います。充電が減ってしまい利用できなくなってしまう前にコンセントで充電したいところですが、そもそも飛行機でコンセントは利用できるのでしょうか。国内線・国際線、それぞれ分けて解説します。コンセントが利用できない場合の対処法まで詳しくみていきましょう。

結論:国際線ではコンセント設置率高め、国内線ではまだまだ少ない

長時間フライトの国際線ではコンセントが装備されていることが多いです。コンセントの位置は座席の下、膝の位置辺りにあります。コンセントの形はユニバーサルタイプの電源で様々な国のコンセントを挿すことができる仕組みになっているものがよく見られます。また通常のコンセントが無くても、USBポートがある機体は多いです。こちらはスマートフォンの充電に便利です。LCCの飛行機の多くはコンセントを設置していないことがほとんどです。(ジェットスターの一部国際線の機体にはコンセントが付いています。)

国内線では国際線と比べるとコンセントの設置率は低いです。スターフライヤーの全座席に通常のACコンセントとUSBポートが設置されています。スカイマークもほとんどの機体でコンセントが装備されています。一方で、JALやANAなどの大手航空会社でもエコノミークラスの座席になるとコンセントが設置されていない場合が多いです。ピーチなどのLCCの飛行機にもコンセントは設置されていません。

国際線のコンセント

国際線では多く機体に通常のACコンセントまたはUSBポートのどちらか、もしくはその2つが装備されていることが多いです。通常のコンセントの場合、ユニバーサルタイプの電源で全世界のコンセントの形状に対応したものが多く、日本の製品のコンセントをそのまま利用することができます。ただし、電圧に関しては地域によって異なる場合があるので確認が必要です。スマートフォンのやほとんどのノートパソコンの充電については、電圧の心配はいりません。国際線でも短距離のフライトであったりするとコンセントが設置されていない可能性は十分にあり得ますので、予約時に確認しておきましょう。

国内線のコンセント

国内線では国際線と比較するとコンセントの設置率はまだまだ低い印象があります。航空会社によってコンセントの設置状況は異なるので以下詳しく見ていきましょう。(次に記載する航空会社、機体以外は基本的にコンセントの設置はありませんが、最近新しく造られた機体である場合USBポートなどの電源が設置されている可能性もあります。)

スターフライヤー:全席、ACコンセントとUSBポート付き。
スカイマーク:ACコンセント付き。(一部未設置の機体あり)
JAL:ファーストクラスにてスマートフォン・タブレット端末を充電できるモバイルバッテリーの貸出あり。その他のクラスでは電源の設置無し。(エンブラエル190の機体のみ、ユニバーサルタイプの電源付き。)
ANA:プレミアムクラス、普通席に電源の装備あり。ただし、設置の有無は機体により異なる。
プレミアムクラス
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/domestic/inflight/guide/premiumclass/seat/
普通席
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/domestic/inflight/guide/y/seat

USBポートについて

USBポートで充電をする場合、コンセントの形状や電圧などの心配をする必要なく気軽に充電ができます。ただし、個人的な感想としては飛行機内のUSBポートでの充電はどこか心もとなく、気休め程度にしか充電できないことも多いです。(機体の種類のよります。)かなり長い時間充電していたのにもかかわらず、全く電池残量が変わっていなということも珍しくないのであまり期待しすぎない方がよいかもしれません。

電源を利用できる時間帯

離陸時、着陸時、地上滞在中は利用することができません。

機内でコンセントが利用できない場合の対処法

機内でコンセントが利用できない場合でも、暇つぶしのためにスマートフォンは必須という方も多いですよね。機内で充電ができない場合の対処法を2つご紹介します。

1.モバイルバッテリーを持ち込む

機内へのモバイルバッテリーの持ち込みは可能です。(預け荷物は不可)コンセントで充電ができない場合はモバイルバッテリーを機内に持ち込んでおくと安心してスマートフォンを利用できますね。
ただし、充電式のモバイルバッテリーは発火の可能性があるリチウムイオン電池を使用しているため、持ち込みにはいくつかの条件があります。

国内線:
100Wh以下であれば、個数制限なく持ち込み可能。100Wh-160Whのものは2個までという個数制限付き。160Whを超えると持ち込み不可です。市販されているモバイルバッテリーは基本的に100Wh以下(=27,027mAh)のものが多いので、そこまで心配する必要はないと思います。

国際線:
国際線のモバイルバッテリー持ち込みに関する条件も基本的には国内線の時と同様です。
ただし、航空会社によっては日本の国内線の条件よりもWhや個数の制限が厳しい場合があるので事前にチェックすることをおすすめします。中国の航空会社では一部、この条件が厳しく、100Whを超えるモバイルバッテリーは持ち込むことができません。

国内線でも国際線も安全なのは100Wh以下のモバイルバッテリーは安全なので、購入時に参考にしてみてください。

2.なるべく電池の消費を押さえる工夫をする

飛行機内では機内モードに設定する必要があるため、通常より電池の減りは遅くなっていると思います。その他にも、画面の明るさの設定を最小限にする、音量を小さくする、起動しているアプリを停止させるなどの工夫をして、電池の消費を押さえましょう。

飛行機内でのコンセント利用まとめ

飛行機内でコンセントを利用してスマートフォンやパソコンを充電できると、フライト中の快適度は格段にアップしますよね。飛行機の搭乗前にコンセントの有無のチェック、利用できない場合は事前準備をしっかりして、フライトに備えましょう。

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